「オートフィル」ってExcelでは欠かせない機能ですよね。
基本的なお話を。。。
「オートフィル」しても数がカウントアップしない。
「1」と入力したセルをオートフィルで引っ張ると、「1」が続いてしまいます。ホントは「1、2、3、・・・」って出来ないのかなぁ?
「1、2、3、・・・」って増やしたいときは、「1」「2」と続いたセルに入力し、両方を選択してオートフィルで引っ張っぱれば出来ますね。
「1」「3」と続いたセルに入力し、両方を選択してオートフィルで引っ張っぱれば「1、3、5、・・・」。
2つのセルの差を認知して、「+2」づつしてくれます。
もう一歩進んだ方法があります。
「1」と入力したセルをオートフィルで引っ張ると「オートフィルオプション」と言うアイコンが表示されます。
そのアイコンをクリックして表示された選択肢の中から「連続データ」を選択すると・・・あら不思議。「1、1、1、・・・」と表示されていたのが、「1、2、3、・・・」って変わっちゃいます。
これ、意外と便利ですので覚えてくださいね。
日本語もオートフィルが出来る!!
「オートフィル」が出来るには数字や数式・関数だけって思っている方も多いですね。
こんな日本語も「オートフィル」で表示が変わっていきます。
■日付を「オートフィル」
「1月1日」 → 「1月1日」「1月2日」「1月3日」「1月4日」・・・
■曜日を「オートフィル」
「月」 → 「月」「火」「水」「木」・・・
■旧暦の月を「オートフィル」
「弥生」 → 「弥生」「卯月」「皐月」「水無月」・・・
■干支を「オートフィル」
「子」 → 「子」「丑」「寅」「兎」・・・
■十干を「オートフィル」
「甲」 → 「甲」「乙」「丙」「丁」・・・
と言うような感じです。
出来そうで出来ないものもあります。
■漢数字
「一」「二」「三」・・・ってなりそうですが、出来ません。
「一」 → 「一」「一」「一」「一」・・・
■大字(小切手等に書く数字)
「壱」「弐」「参」・・・ってなりそうですが、出来ません。
「壱」 → 「壱」「壱」「壱」「壱」・・・
実は・・・
数字に関係ないような日本語が「オートフィル」でひっぱって行くと変わって行くのは、Excelのオプションで並び順が定義されているからなのです。
自分で、定義を追加すれば、オリジナルの並び順で「オートフィル」する事が出来るようになります。
だいぶ上級の域になりますので、このブログが進んで行ってから説明しますね。
それから、オリジナルは設定したパソコンでなければ表示されませんのでご注意ください。