スポンサーリンク

私の勤務先のパソコン教室でも2017年(今年ですよ)10月から「ロボットプログラミング教室」のコースが追加されます。

追加される理由は・・・小学校の学習指導要領改定案に2020年から「プログラミング教育の必須化」が明記されたからです。

私が、ITエンジニア(プログラマー、システムエンジニア、プロジェクトリーダー)を経験していますので、そのノウハウを子供達のプログラミング教育に生かすことは出来ないか?と言うのが原点です。

それでは、何でロボットプログラミングが必要なのでしょう?

それは、「思考力、判断力、表現力」が求められる社会に変わろうとしているからです。

スポンサーリンク

こらからの社会は・・・

これから「人工知能」が開発・改善・発展して行きます。

人工知能を開発・改善するエンジニア、人工知能を利用するエンジニアが大量に必要な世界に変わって行きます。

今出来る事は・・・

ITエンジニアのタマゴ達を育てる事です。

このため、「プログラミング教育の必須化」と言う事になったのです。

プログラミングは将来子供たちに必要とされる能力です。

海外での状況

1. 小学校での教育

必須科目

  • イギリス(2013年より5歳~15歳)
  • ハンガリー、ロシア(2009年より)
  • オーストラリア、フィンランド(2016年より必修予定)

2. 中学校での教育

必須科目

  • イギリス、ハンガリー、ロシア、香港

選択科目

  • 韓国・シンガポール
  • フィンランド(2016年から必修化予定)

3. 高等学校での教育

必須科目

  • ロシア、上海、イスラエル

選択科目

  • イギリス、フランス、イタリア、スウェーデン、ハンガリー、カナダ、アルゼンチン、韓国、シンガポール、香港、台湾、インド、南アフリカ

※ アメリカやエストニア(Skypeの母国)では政府の支援する団体やNPO法人による普及活動が活発となっています。

※ 韓国では、2017年より小学校での必修化が決定しています!!

日本での状況

1. 2020年「プログラミング教育」が小学校で必須化!

2017年、文部科学省が発表した2020年から実施される小学校の学習指導要領改定案に「プログラミング教育の必須化」が明記されました。

算数、理科、音楽、総合的な学習の時間を活用して、プログラミング的な思考を身につけることを重視しています。

2. 中学・高校ではプログラミング学習の授業時間が増加

中学校では、技術・家庭科の技術分野の「情報に関する技術」において、プログラミングに関する内容を倍増させます。

さらに高校では共通必履修科目を設定し、すべての高校生がプログラミングを問題解決に活用する事を学ぶことが検討されています。

3. 2021年から大学入試が変わります!

現在行われている大学入試センター試験は2020年の1月実施を最後に廃止されます。

それに代わって導入が検討されている新試験は、これまでの「知識を問う試験」から、「思考力、判断力、表現力を評価する試験」になります。

この能力を鍛えるための1つの方法として、試行錯誤を繰り返すプログラミングが注目されています。

スポンサーリンク

小学校でプログラミングを教える人は誰?

ここからは想像の話になりますが、小学校の先生がプログラミングを習ってから生徒に教える!

って事になると思われます。

15年位前に全国の教育委員会が小中学校へパソコンを導入した時に、パソコンの先生を派遣すると言う事業をやった事があります。

派遣する先生は・・・パソコンをある程度使える人をアルバイトで採用し、学校に派遣していました。

しかも、2週間に1回の間隔で。

パソコンを使える先生も少なく、先生が教壇に立つのですが、派遣された人がほとんど説明するって状況でした。

私も、管理者として何校か訪問しましたが、教壇に立たされた事もしばしば。

あくまでもサブの先生と言う形でしたが、メインに近い状況で授業を行った事もあります。

最近はパソコンを使える先生が増えたので、こんな状況は改善されているとは思いますが。。。

プログラミングを行う先生は現在勤務されてる先生で大丈夫???

次回に続く・・・

 

スポンサーリンク